学校体育館への遮熱フィルム施工補助金活用について

国家資格1級ガラスフィルム施工技能士
窓フィルムBridge_栗野 孝太
本日もお疲れ様です。手に汗をかくシーンが日々減ってきている栗野です。先日、息子の習い事の跳び箱のテストを見に行ったのですが、顔を真っ赤っかにして緊張しながら跳び箱に挑む姿を見て、色々考えさせられました。自分は大人になって、良いも悪いも色々な経験をしているが為に、顔を真っ赤にするくらいの緊張するシーンってほんとになくなりました。その緊張して挑むことが人間、一番成長出来てきたということを知っているはずが、どうしても大人って奴になると、いつのまにか先に頭で考え、新たなことにチャレンジしなくなってきがちだなと。まだまだ体力がある内に色々新しいチャレンジをしたいですね!
さて、今日は、避難所となる公立小中学校の体育館窓への遮熱フィルム施工に対して補助金を活用できることが公表されましたのでそこを詳しく書かせていただきます。是非、最後までご一読いただきご参考にしてください。

この記事を読むための時間:3分
避難所となる学校体育館の空調設備の現状と課題
学校施設は、子供たちの学習や生活の場であるとともに、生活コミュニティーの拠点であり、災害時は、避難所としての役割を果たすことから、避難所機能を強化し、耐災害性の向上を図ることが求められています。しかしながら、公立小中学校の普通教室の空調設備設置率は99%を超えるものの、体育館における空調設備の設置率は、令和7年5月時点で、全体の23.7%に留まっており、能登半島地震をはじめとした近年の自然災害の激甚化、頻発化を踏まえると、更なる整備の加速化が必要な状況となっております。

空調設備整備臨時特例交付金
このような状況を踏まえ、文部科学省にて、避難所となる全国の公立小中学校の体育館への空調設備設置を加速させる為、『空調設備整備臨時特例交付金』を創設し、令和15年(2033年)までに95%の整備目標が示されました。
交付金(補助金)概要

≪対象学校種≫
公立の小学校、中学校、義務教育学校、中等教育学校、特別支援学校
≪対象施設≫
屋内運動場(学校体育館、武道場)
≪算定割合(補助率)≫
1/2
≪算定対象の範囲≫
下限額:400万円
上限額:1.1億円(ガスヒートポンプ時)、1.4億円(電気ヒートポンプ時)
≪対象期間≫
令和15年度(2033年)まで
≪主な工事内容≫
屋内運動場における空調設備の新設+関連工事(日射調整フィルム等)
≪補助要件≫
避難上に指定されている学校であること
断熱性が確保されること
≪地方財政措置≫
起債充当率:100%、元利償還金への交付税措置率:50%
対象となる関連工事
※空調設備は割愛
①屋根・天井(遮熱シート、防水カバー、断熱塗料etc…)
②窓(Low-E複層ガラス、遮熱フィルム、断熱フィルム、カーテンetc…)
③建具(断熱樹脂内窓)
④壁(外壁用塗膜防水)
⑤床(樹脂製フロア)
対象ガラスフィルム製品
(※2026年時点)
≪サンゲツ≫
・透明遮熱フィルム_コア70(GF1102)
・透明遮断熱フィルム_エコリム70(GF1206)
・型板用遮熱フィルム_フリーフィットⅢパール(GF1456)
≪リンテック≫
・透明遮熱フィルム_ZC05G
・透明遮熱フィルム_IR-50
≪住友理工≫リフレシャイン
・透明遮熱フィルム_TW32
・透明遮断熱フィルム_TW36A
・ミラー遮断熱フィルム_SEF25
※昨年、製品対象であったNano70S(3M)が今年、対象外製品となったように、対象製品の変更の可能性は今後も考えられるでしょう。

補助金対象事例
①令和6年5月(埼玉県)
窓ガラスを清掃し日射調整フィルムを施工(施工面積:217㎡)
②令和6年8月(石川県)
窓ガラスに遮熱&断熱フィルム施工(施工面積:719㎡)
文部科学省HP参考↓link
https://www.mext.go.jp/content/20250610-mxt_sisetujo-000010164_2.pdf

まとめ
日本は直近2022年~現在までの約5年間で、震度6以上の地震が計10回発生しています。南海トラフ地震もいつ来てもおかしくない状況みたいです。一番に思い浮かぶ避難所は地元の「体育館」と答える方も多いと思います。地震や台風が多い日本だからこそ、避難所となる体育館の快適さはほんとに急務です。是非、空調設備導入が活発化し、僕らフィルム施工業者がせっせと施工する。そのような流れになれば素晴らしいなと思っております。最後までご一読いただきありがとうございました。
窓フィルムBridge 栗野
前の記事へ
« 窓ガラスフィルムをご自身で貼りたい方必見!
