ブログ一覧


窓ガラスは風圧で割れる?窓を割らない対策や窓の種類を解説

割れた窓

 

台風や強風の風圧によって、窓ガラスが割れる被害は毎年のように発生しているのが実態です。窓ガラスが割れると、重大な事故につながるおそれがあります。そこでこの記事では、窓ガラスが風圧で割れるかどうかについて解説します。窓を割らないための対策や、割れにくい窓ガラスの種類もあわせて解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。

この記事を読むための時間:3分

窓ガラスは風圧で割れる

基本的に、窓ガラスは風圧に耐えられる「耐風圧設計」です。そのため、通常の風圧で窓ガラスが割れることはほとんどありません。しかし、風速30~50m超えが長時間続いたり、想定している風圧よりも高い最大瞬間風速が何度も生じたりする場面もあります。そのような異常気象の場合、窓ガラスが風圧で割れるおそれがあるため注意が必要です。

窓ガラスが風圧で割れないための対策

窓ガラスが風圧で割れないようにするための対策は、主に以下の4つです。

 

  • 飛散防止フィルムを貼り付ける
  • ダンボールで補強する
  • シャッターを閉める
  • 窓ガラスを交換する

飛散防止フィルムを貼り付ける

飛散防止フィルムは、窓ガラスが割れた時にガラス片が飛び散りにくくなるフィルムです。窓ガラスが割れても、ガラス片がフィルムに張り付き落下や飛散を防げるため、二次被害のリスクを大幅に軽減可能です。また、衝撃や風圧に対する耐性も高められるので、窓の補強方法としても効果が見込めます。

ダンボールで補強する

台風が接近しているなどの緊急性が高い場合は、ダンボールによる補強も効果的です。窓の内側からダンボールを貼り付けることで、風圧や飛来物の衝撃を窓から吸収します。補強する時は、衝撃に耐えられるようにしっかりとガムテープで貼り付けましょう。ただし、長期間貼ったままの状態にしておくと、結露やカビの原因になるため、一時的な対策として活用することが大切です。

シャッターを閉める

窓にシャッターをつけている場合、強風が予想される時は必ず閉めておきましょう。シャッターは飛来物や風圧から、窓ガラスを守ってくれる重要な存在です。電動シャッターや風雨に強い高耐久仕様のシャッターも販売されています。

窓ガラスを交換する

強度の低いガラスを使用している場合は、「合わせガラス」や「強化ガラス」などの割れにくい窓ガラスに交換するのもおすすめです。合わせガラスは、2枚のガラスの中間に樹脂層を挟んだ構造で割れても破片が飛び散らないため、安全性に長けています。強化ガラスは通常のガラスの4~5倍の耐久性をもっており、風圧や飛来物の衝撃にも強いです。

風圧で割れにくい窓ガラスの種類

風圧で割れにくい窓ガラスの種類は、主に以下の2つです。

 

  • 合わせガラス
  • 強化ガラス

合わせガラス

合わせガラスは、2枚のガラスの間に樹脂製の中間膜を挟んで圧着した構造のガラスです。風圧や飛来物による衝撃が加わった際、ガラスが割れても中間膜が破片をつなぎとめるため、ガラス片の飛び散りを防げます。防災や防犯の目的で広く使用されており、特に台風や突風などによる飛来物への対策として優れた効果が期待できるガラスです。安全性以外にも防音性など、さまざまな付加価値が施されたタイプもあります。

強化ガラス

強化ガラスは、ガラスを高温で加熱した後に急冷して作られた、通常のガラスの4~5倍の強度を持つガラスです。風圧や衝撃によってガラスがたわんでも割れにくく、耐久性に優れています。また、万が一割れても鋭利な破片にならず粉々になるため、怪我のリスクも少ないです。

適切な風圧対策をして安全な暮らしにつなげよう!

強風や台風による窓ガラスの破損は、怪我や命の危険につながるため、事前の対策が重要です。飛散防止フィルムやシャッターの設置など、状況や予算に応じて適切な対策を講じましょう。

プライバシーポリシー  /  特定商取引法に基づく表記      Copyright (C) 2025 窓フィルムBridge All rights Reserved.