冬の窓際が寒い時にできることは?快適に過ごすための対策を解説
冬になると、暖房の効いている部屋にいても寒く感じることがあります。窓は家の中でも特に熱が逃げやすい場所であり、寒さの原因となっていることも少なくありません。そこでこの記事では、冬の窓際が寒い時にできる対策を解説します。冬の寒さを乗り越え快適に過ごしたいとお考えの方は、ぜひ参考にしてください。
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冬の窓際が寒い時にできること
冬の窓際が寒い時にできる対策は、主に以下の7つです。
- 断熱フィルムを貼り付ける
- 厚手のカーテンを取り付ける
- ハニカムシェードを取り付ける
- 窓に緩衝材を貼り付ける
- 窓の隙間を塞ぐ
- 窓のそばに暖房器具を置く
- 内窓を取り付ける
断熱フィルムを貼り付ける
窓ガラスに貼る断熱フィルムも効果的です。断熱フィルムには緩衝材のような空気の層が作られており、貼り付けると冷気を遮断できます。透明で見た目を損なわず、日差しを適度に取り込めるタイプが多く、低コストで断熱効果を得たい方におすすめです。
厚手のカーテンを取り付ける
厚手のタイプや、断熱性の高いタイプのカーテンを取り付けると、窓からの冷気を効果的に遮断できます。冷たい空気が入って来なくなるため、室内の暖かさを維持しやすいです。床までしっかり届く長さのカーテンを取り付けると、隙間から冷気が室内に侵入してくることもありません。
ハニカムシェードを取り付ける
ハニカムシェードとは、横から見ると六角形の「ハニカム」の形状をしているスクリーンのことです。ハニカム構造のシェードは、空気の層ができるため、高い断熱効果が期待できます。見た目もシンプルで、機能性とデザイン性を両立したアイテムです。
窓に緩衝材を貼り付ける
窓に梱包などで使用する緩衝材を貼り付けると、空気の層ができるため冷気の侵入を防げます。特に、賃貸住宅など工事が難しい場合におすすめの方法です。冬の寒い時に窓に貼り付け、時期が過ぎたら剥がせば良いため、一定期間のみの対策としても適しています。
窓の隙間を塞ぐ
窓枠やサッシの隙間から、冷たい外気が室内に入り込んでくることもあります。その場合、隙間テープやシーリング材などを使って隙間を塞ぎ、気密性を高めることが重要です。隙間テープを貼る場合は、事前に窓枠の掃除をしっかりと行いましょう。ホコリやゴミがついている状態で貼り付けると、粘着性が弱くなり、すぐに剥がれてしまうおそれがあります。
窓のそばに暖房器具を置く
窓のそばには、外気による冷気がたまっており、寒さを感じやすいです。そのため、窓のそばに暖房器具を置くと、空気を効率的に温められます。ただし、カーテンの側にストーブやファンヒーターなどを置くと、引火の危険性があるので、安全には気を付けてください。
内窓を取り付ける
窓の内側にもう1枚の窓を取り付ける「内窓」は、断熱性能を大きく高められます。外気と室内との間に空気の層ができるため、断熱以外にも防音・結露防止としても効果的です。初期費用はかかりますが、長期的に効果を得たい場合は検討する価値があるでしょう。
窓以外で効果的な寒さ対策
窓以外で効果的な寒さ対策は、主に以下の2つです。
- ドアの隙間を塞ぐ
- 床からの冷気を遮断する
ドアの隙間を塞ぐ
ドアの小さな隙間から、冷気が室内に入り込みます。特に玄関ドアは、外気と接しているため、断熱対策が不十分だと室内の気温が下がりやすいです。隙間テープなどでしっかりと隙間を塞ぐと、冷気の侵入を軽減できます。
床からの冷気を遮断する
床は冷気が溜まりやすく、歩くとひんやり感じることも少なくありません。寒さを和らげるためには、床に断熱性のあるコルクボードやアルミシートなどを敷くことがおすすめです。ラグやカーペットなどを併用すると、さらに体感温度を高められます。
適切な対策をして寒い冬を乗り切ろう!
冬の窓際の寒さは、断熱フィルムの貼り付けや内窓の設置など、さまざまな方法で軽減できます。住まいの状況や予算に応じて、適切な対策を取り入れることが重要です。簡単にできる対策を取り入れ、寒い冬を快適に過ごしましょう。